データの取扱い方針(取得と開示)
透明性のための明示原則:取得は目的(工程の標準化・可視化・改善)の達成に必要な範囲で十分に。 開示は職務上必要な範囲でのみ(=収集と閲覧を分離)。 人事評価・監視を主目的とせず、工程の改善を目的とします。
取得するデータと目的
| 項目 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 打刻(開始/完了/中断/状態) | タスクの開始・終了・中断・会議/外出など | 工程の所要時間計測・標準時間の確定 |
| 前面アプリ名(プロセス名) | 使用中アプリの名称/勤務時間中は常時 | 工程の自動推定・停滞の把握 |
| ウィンドウ題名(アプリ/ファイル名) | Excel等のファイル名・アプリの題名(会社PC前提)。本文・画面内容ではない | 作業対象・工程の把握 |
| チャット相手 | チャットアプリの相手/チャンネル名(会話本文は取らない) | コミュニケーション工数の把握 |
| 操作の有無(アイドル) | 一定時間の無操作かどうか/勤務時間中は常時 | 「離席/停滞」と「停止」の区別(誤検知防止) |
| 未割当時間 | タスク未着手の時間(アプリ名・題名・操作有無) | 段取り・手待ち・割込みの把握(改善のため) |
| 中断・確認待ち | 中断の種類・待っている相手 | ボトルネック(工程間の詰まり)の分析 |
| ドメインのカテゴリ(Phase2) | URLそのものでなく分類 | ブラウザ作業の工程推定 |
| マニュアル画面のスクショ(一時対応) | Teachme Biz / Vistruction 等のマニュアル画面のみ。標準時間の読み取り後に画像は破棄し、数値だけ保持 | 標準時間の取り込み(連携前の暫定) |
各データは上記の目的のためにのみ取得し、目的外には利用しません。
🔴 記録中の明示:AIBOU は 「始業」を押してから「終業」を押すまでの間だけ、アプリ名・操作有無を記録します。 始業前・終業後は記録しません(私的利用や退社後は対象外)。記録中は画面右上に 「● 記録中」、停止中は 「○ 記録停止中」 を表示します。画面の中身・キー入力・本文は取得しません(例外:マニュアル画面の標準時間読み取りのみ。画像は読み取り後に破棄)。
取得しないデータ(取得範囲の上限)
- ✕ 画面の中身(マニュアル画面の標準時間読み取りを除く/下記参照)
- ✕ URLの全パス
- ✕ キー入力(キーロガー)
- ✕ スクリーンショット・画面録画(マニュアル画面以外)
- ✕ チャット/メールの本文
- ✕ パスワード等の認証情報
「どのアプリ・どのファイル名・誰とチャット・手が動いていたか」までで、画面に映っている中身・本文・キー入力は取得しません(会社PCの適正な業務把握の範囲)。
開示の範囲(誰が何を見られるか)
| データ | 本人 | 管理者 | 経営 |
|---|---|---|---|
| 自分の工程・作業時間 | ○ | (自部署の集計) | ○ |
| チームの工程・異常(集計) | × | ○(自部署) | ○ |
| 個人の詳細ログ(誰が何に何分) | ○(自分のみ) | ○(設定ON) | ○ |
個人の詳細ログは「本人」と「経営」が閲覧できます。管理者は設定(managerSeesIndividual=現在 ON)が有効なときのみ、自部署の個人詳細を閲覧できます。これが「開示を必要な範囲で最小に」の実装です。
さらに、個人の詳細ログを本人以外が閲覧した場合は監査ログに記録されます(誰が・いつ・誰の分を見たか)。 経営自身の閲覧も記録し、アカウンタビリティを担保します。
保持期間
生の操作イベントは 60日 で自動削除します(短期)。 標準時間や改善指標などの集計データは、改善の記録として長期に保持します。